【S15 最終168位 2014】大草原ネクロズマwithルージュラ【剣盾シングル】
POMと申します。
S15お疲れ様でした。
伝説のポケモンが一体使える竜王戦ルールでのランクマッチということで最初は正直モチベーションが上がっていませんでしたが、何とか完走出来たので構築記事を書きたいと思います。
今回は本ROM311位、サブROM168位という結果でしたが、最終日あまり勝てなかったので不完全燃焼で終わりました。
来月はモンハンが出るということもありどれくらいポケモンのモチベーションがあるかわかりませんが、最終3桁は最低でも入るようには頑張っていると思います。
S15で使用したポケモン達を紹介していきます。
【個別紹介】
①ネクロズマ(日食)
持ち物:弱点保険
性格:勇敢(A↑S↓)
特性:プリズムアーマー
実数値(努力値):203(244)-229(252)-147-133-131(12)-87
弱点保険は日食ネクロズマの8割以上が持っているバレバレの持ち物ですが、わかっていても強い為チョッキやラムと迷いながらも結局弱保。
Hに振ることでエースバーンの+1珠巨大火球もダイマックスすると耐える化け物です。
メジャーな竜舞型ではなくフルアタ型にし、ダイソウゲンの媒体となるソーラービームという超地雷技を採用。多分採用率1%も無いと思います。
日食ネクロズマのダイソウゲンはまず読まれることはなく、ニッコニコで受けに来たヌオーやラグラージをワンパンするのはとても気持ち良いものでした。
また、襷カウンターを打ちに来た顔をしているウーラオス等にも刺さった為、ネタではなくガチで使える技です。熱風が欲しい場面もありましたが技スペが足りません。
〈採用経緯〉
今回ルールで構築の核となる伝説枠をどうしようかと自分なりに考えました。
折角伝説のポケモンを一匹使えるなら出来る限り全試合に選出したいという理由から、使用率上位の伝説ポケモン達に不利を取らないことが最重要と考え日食ネクロズマに至りました。
ザシアン→タイプ相性上有利 対面ならまず負けない
ムゲンダイナ→タイプ相性上有利(積み技を採用していない為陰キャダイナは無理)
イベルタル→一見不利だが弱保からのダイロックで高乱数1発
ゼルネアス→壁がなければ後出しで勝てる
今シーズンが始まった当初は、大体上記の伝説が強い強いと騒がれていたのでネクロズマが非常に刺さっていた印象です。
ただ、後半になるにつれて黒バドレックスやカイオーガ、そして相手の日食ネクロズマが増えキツくなってしまったことも事実です。
また、日食ネクロズマは竜舞型が多い印象ですが、竜舞型にするとメタモンにコピーされてしまったときに止めることが出来なくなります。
コピーされても裏の悪ウーラオスでキッチリ処理できるよう竜舞は採用せず、素早さにも振っていません。
当然選出率1位。
②エースバーン
持ち物:命の珠
性格:陽気(S↑C↓)
特性:リベロ
実数値(努力値):155-168(252)-95-x-96(4)-188(252)
技構成:火炎ボール/ギガインパクト
ダストシュート/飛び膝蹴り
安心と信頼のエースバーン。
ザシアン対策でスカーフが多い現環境ですが、珠を持たないと火力が足りない印象で、ザシアンは他のポケモンで見られている為珠を持たせました。
普段あまりエースバーンを使わない為技構成は正直適当で、最後まで最適なものがわかりませんでした。何度ダイジェットが欲しいと思ったかわかりません。
〈採用経緯〉
この枠は元々ミミッキュだったのですが、日食ネクロズマ対策で出てくる鋼タイプ(テッカグヤ、アーマーガア、エアームド、ナットレイ等)がゲロ重だった為後半からエースバーンに変更しました。
逆にそういったポケモンが相手にいない場合はあまり選出していません。
無難に強いけど使いこなすのは難しいポケモンだと思います。
選出率6位。
持ち物:拘りスカーフ
性格:陽気(S↑C↓)
特性:鮫肌
実数値(努力値):183-182(252)-115-x-106(4)-169(252)
最速スカーフで準速レジエレキまで抜ける為最速。
噛み砕くは黒バドレックスを上からワンパンする為に採用。
〈採用経緯〉
最終日当日にチョッキドサイドンからスカーフガブリアスに変更。
ドサイドンにも黒バドレックス用にシャドークローを仕込んでいたのですが、草技が飛んでくることまで考えるとダイマを切らないと耐えない為、ダイマを切らず処理することを目的としました。
他にもムゲンダイナ、ザシアン、日食ネクロズマ辺りに勝てると考えて採用したのですが、相手もスカーフを警戒する為なかなか思い通りには動けませんでした。
選出率5位。
④ウーラオス(一撃の型)
持ち物:拘り鉢巻
性格:陽気(S↑C↓)
特性:不可視の拳
実数値(努力値):175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)
技構成:インファイト/暗黒強打
不意打ち/冷凍パンチ
冷凍パンチは主にダイアイスの媒体として使用
〈採用経緯〉
前シーズンから鉢巻ウーラオスの火力の虜になっている為今回も採用。
前シーズンは水ウーラオスで使っていましたが、メタモンにコピーされた日食ネクロズマを倒す為に悪ウーラオスに変更しました。
殆どの受けポケモンに確2を取れるので後出しを許しません。
選出率3位。
持ち物:気合のタスキ
性格:臆病(S↑A↓)
特性:乾燥肌
実数値(努力値):141(4)-x-55-167(252)-115-161(252)
技構成:冷凍ビーム/サイコショック
悪巧み/悪魔のキッス
〈採用経緯〉
唯一前シーズンも使っていたポケモンで、このポケモンのおかげで上位に入れるようになったと言っても過言ではないので当然今シーズンも採用。
THE運ゲーの申し子。
伝説環境で通用するか心配していたのですが、寧ろ相対的にレヒレが減ったことでかなり動きやすくなりました。
また、特性の乾燥肌によりカイオーガキラーとして活躍してくれました。
こいつでオーガナットサンダー全員シバけます。
終盤はカイオーガ構築が増えていたので、かなり安定して勝ち星を稼げたと思います。
選出率2位。
⑥サンダー
持ち物:ゴツゴツメット
性格:図太い(B↑A↓)
特性:静電気
実数値(努力値):191(204)-x-150(252)-145-110-127(52)
技構成:放電/暴風/熱風/羽休め
S+1で最速インテレオン抜き調整
〈採用経緯〉
ここまでの5匹が全てアタッカー気質な為、クッションとなれるHBサンダーを採用。
ザシアンやウーラオス、エースバーンといった強力な物理アタッカーを止める為に使っていましたが、ザシアンがじゃれつくを持っているとダイマを切らないと受かりません…
静電気麻痺や熱風火傷を運良く引いて勝つことは頻繁にありましたが、根本的には受かってないので改善は必要かと思います。
ただ、ザシアンが相手にいる時は日食ネクロズマも選出している場合が殆どなので、サンダーか日食ネクロズマのどちらかで勝てればいいやくらいに思ってました。
選出率4位。
【選出】
選出に関しては特に決まったパターンはありません。
相手の禁伝とその取り巻きに刺さったポケモンを選出するだけです。
【重いポケモン】
・相手が使う日食ネクロズマ
これが本当にキツい相手でした。
こちらの日食ネクロズマは積み技が無い為、相手にだけ積まれて打ち合いに負けてしまいます。
処理ルートは、相手の積み技のタイミングで悪ウーラオスを出し相手のダイマを誘発、裏に引いてダイマターンをいなしつつルージュラで眠らせ暗黒強打を打ち込むくらいしか無いです。
相手に日食ネクロズマがいる時は最初から負けのつもりで試合に臨んでいました…
・黒バドレックス
後半になるにつれてどんどん増えてきました。
ガブリアスで噛み砕けなかったときにどうすれば良いのかわかりません。
ミミッキュをエースバーンに変えたデメリットが、この黒バドレックスを処理しにくくなったことです。
【結果】
TN:サンドラ(サブROM)
最終168位 260勝185敗
TN:POM(本ROM)
最終311位 139勝93敗
最終二桁を目標にしていましたが、順位は前シーズンの153位から168位へと下がってしまいました。
レートは一応2012から2014に上がっていますが、ほぼ誤差かと思います。
日食ネクロズマは強いあまりにどんどん対策されてしまい最終日付近はかなり動きにくかったです。
ちなみに本当は禁伝枠としてソルガレオを使いたかったのですが、素早さ以外殆ど日食ネクロズマが勝っていることに気づいてしまいました…
来シーズンもやる気があれば、最終順位更新を目指して頑張りたいと思います。
何かあればお気軽にコメントを頂ければ幸いです。